グローボのノベーラでバイオテロ描く?!
1月22日からグローボTV局9時台のノベーラ(連続ドラマ)『Renascer』(生まれ変わる)が始まったのを見て、かなり驚いた。この物語は、バイア州イリェウスの田舎にあるカカオ地帯の有力農家を舞台にした愛憎劇で、1993年に初上映された同名のメロドラマのリメイク(作り直し)だ。当時この直前に起きて、いまも犯人が捕まっていない謎のバイオテロ事件が作品に反映されており、今もってポレミックな部分があるノベーラだからだ。
『パンタナール』で大成功した脚本家ベネディート・ルイ・バルボーサ氏が、この作品の構想・脚本を務めており、高い視聴率が予想されている。この真菌拡散は政治的なバイオテロとの疑惑があるため、地方選挙を10月に控えた年に公開するのはかなり勇気のいる題材選択だったのではと推測される。
告発ドキュメンタリー映画『O nó Ato humano deliberado』