【既報関連】昨年末から議会と鋭く対立していた17部門の企業に対する給与税軽減(デゾネラソン)継続法案に関して、ルーラ大統領が妥協した。両院で可決された給与税軽減継続法案に対し、税収を確保したい政府側が昨年末、拒否権行使やレオネラソン(課税復帰)暫定令(MP)を出して対立した。27日、大統領は最終的にレオネラソンに関わる部分を削除し、議会に譲歩することを明らかにした。27日付アジェンシア・ブラジル(1)やカルタ・カピタル(2)、フォーリャ紙(3)などが報じている。
デゾネラソンは2011年に導入された税軽減策で、昨年12月に期限を迎えるため、同年10月に連邦議会が、さらに4年間延長する法案を承認した。