2月28日、聖市で開催中のG20の財相・中銀総裁会議の席上で、フェルナンド・ハダジ財相が、超富裕層への大型課税について国際的に話し合い、7月の次回の会議までに、宣言の取りまとめを目指すとの立場を表明した。同日付G1サイトが報じている。
今回の会議にはG20に参加する20カ国・地域の財相と中銀総裁、経済関係の国際機関の代表らが集まっており、伯国のハダジ氏とロベルト・カンポス・ネット中銀総裁が主導している。伯国は昨年12月から、欧州連合(EU)やアフリカ連合も含むG20の議長国を務めており、今年11月のリオ市でのサミットに向けた諸会合でも司会などを務めている。ハダジ財相は2月25日夜受けた検査で新型コロナウイルスへの感染が確認され、2月28日はリモート参加だったが、同日夜の検査では陰性だったため、2月29日は対面参加となった。