元陸軍司令官のマルコ・アントニオ・フレイレ・ゴメス氏が1日に連邦警察で事情聴取に応じ、長時間に及ぶ証言を行った。同元司令官は2022年の大統領選後に大統領選の結果を変えるための法案(ミヌタ)についての話し合いがあり、前大統領から直接、法案を見せられたと証言した。連警捜査に対して主だった軍幹部が黙秘をする中で、ボルソナロ元大統領関与を元司令官が証言したことで軍関係者に波紋が広がっている。4日付フォーリャ紙(1)などが報じている。
フレイレ・ゴメス氏は1日、ブラジリアの連邦警察に出向き、7時間にわたる事情聴取で、約250の質問に答えた。同氏はスペインの親類の家に滞在していたが、急遽戻っての証言となった。