ルーラ大統領(労働者党・PT)は11日、ペトロブラス社(PB)は単に株主の利益だけを追求すべきではなく、ブラジルの経済発展と社会福祉にももっと貢献すべきだと主張し、投資家や市場関係の反発を買い、同社株価と市場動向にも大きな影響を与えたと11日CNNブラジル(1)が報じている。
この発言は、ルーラ氏とPB社の経営陣との会談直後に行われたニュース番組「SBTブラジル」のインタビュー中に出たもので、「市場の泣き言に付き合っているだけでは何もできない」とし、市場は「貪欲な恐竜」で自分のために全てを欲しがると批判。