サンパウロ州サントアンドレ市に住む金城(かなしろ)敏子さんの100歳を記念した祝賀パーティーが、2月18日午後5時過ぎから同市のイベント会場で開催された。パーティーには親族をはじめ、友人・知人やブラジル沖縄県人会サントアンドレ支部会員など約400人が出席。敏子さんの100歳の節目の年を盛大に祝った。
敏子さんは1921年2月1日、父・大城幸之助(こうのすけ)、母・マツの長女として国頭村鏡地(くにがみそんかがんじ)で生まれ、47年に同じ国頭村出身の金城徹(かなしろ・てつ)さん(故人)と結婚。59年に徹さんと4人の子供と一緒にブラジルに渡り、サンパウロ州ジュキア線のイタリリ市に移り住んだ。その後、71年から現在のサントアンドレ市に住み続け、沖縄県人会サントアンドレ支部で婦人会長を務めたほか、長年にわたって徹さんとともにゲートボール活動にも参加してきた。