サンパウロ蘭協会(AOSP、森本ルシア会長)が主催する第105回蘭展が15~16日の9時から18時、17日のみ17時まで、サンパウロ市の文協文化スペースで開催されている。入り口はガルボン・ブエノ街596番から。会員生産者による恒例の即売会に加え、初心者向けの無料講習会(10時、13時、15時)も行われる。入場無料。
特別に仕切られた区画で行われる「秋の蘭展」では今年も自慢の約1千本が持ち寄られ展示される。原産地名から〃北東伯の女王〃とも呼ばれる「カトレア・ラビアッタ」が目玉だ。花が大きく、ピンクを中心に白赤、ブルーなど多彩な色が楽しめる。
同協会は1967年に設立され、翌年から年2~3回蘭展を開催している。コレクターが育てた自慢の作品の展示だけでなく、生産者が提供する10レアルからの苗や蘭をその場で直接購入できる。蘭協会では「ぜひ週末にご来場を」と呼びかけている。