【15日の市況】Ibovespaは15日に0.74%下落して126,741ポイントに=週次でも0.26%下落して3週連続の赤字

 外国市場、ヴァーレ(VALE3)、Yduqs(YDUQ3)、レンナー(LREN3)が下落した結果、Ibovespaも下落して閉じた。NY指数は、来週のFOMCを視野に後退した。
 憂鬱な金曜日となり、Ibovespaは0.74%下落して126,741ポイントとなり、週次で0.26%下落して3週連続の赤字となった。ドル相場は上昇し、再びこの日の高値である5レアルをつけたが、終値は0.22%高の4.99レアルだった。銀行間預金金利(DI)も上昇し、ほとんどの満期が10%を超えたままだった。
 ガイド・インベスティメントスは顧客向けメモの中で、「(来週の水曜日に)金利を決定し、ドット・プロットを発表するFRB会合を控えて、重要な指標はほとんど予定されていないため、投資家が今週収集した情報で先行きを見極める中、市場は不安定な状態が続く可能性がある」と述べた。「短期的には米国経済の軌道を悲観し、リスク回避的なビジネス環境が整いつつある」とStoneXのマーケット・インテリジェンス・アナリスト、レオネル・マトスは言う。
 このシナリオはニューヨーク、ひいてはサンパウロのビジネスに影響を及ぼしている。今日、ウォール街の主要株価指数は、終値で再び下落した。少なくとも来週のFRB理事会までは、この状況を変えるものは何もないようだ。2月の米国の産業回復のような良いニュースはなく、ブラジルのサービス部門が1月に予想を大きく上回ったような重要で力強い前進もない。
 昨日発表された小売業が予想をはるかに上回る上昇率で驚かされたように、今日はサービス業が0.7%の上昇率で予想を上回る番だった。エコノミストによれば、これは主に労働市場の過熱と賃金上昇の結果だという。その結果、第1四半期のGDP予測は上方修正された。AZクエストのエコノミスト、ルーカス・バルボサは、「この2つの活発化した活動(小売業とサービス業)は、これまでの予測を証明するものだ。信用状況の改善も見られる」としている。映画とストリーミングが上昇を牽引した。
 株式市場は、ブラジルが1月に予想を上回る180,400人の正規雇用を創出したというニュースにもポジティブに反応しなかった。

バランスシートの影響でIbovespaが下落

 国際的な経済シナリオに加え、ボベスパ指数は木曜日の夕方(14日)に発表された財務諸表にも苦しめられた。最大の例はYduqs(YDUQ3)で、2023年第4四半期の数字の後に9.76パーセント下落した。アナリストの予想を上回る経常外費用がバランスシートに表れた。ロハス・レンナー(LREN3)も、6.72%下落した。市場は、ガリョの退社が原因なのか、それとも弱い数字が原因なのか、不思議に思っている。
 ゲルダウ(GGBR4)は、アナリストの前向きな見通しの中でも、再び下落した。1.98%下落した。イボフ以外では、テンダ(TEND3)がMCMVの予測を上方修正する可能性があるとして、10.05%の大幅上昇を記録した。ペッツ(PETZ3)は、ペットラブとの合併のニュースが流れる中、4.00%下落した。
 主要銘柄のヴァーレ(VALE3)とペトロブラス(PETR4)は、それぞれ1.14%と0.28%下落した。国際石油は下落し、鉄鉱石は需要低迷で下落が続いている。
 良い金曜日ではなかった。今こそ起き上がり、埃を振り払い、ブラジルと米国の中央銀行による来週の決定を待つ時だ。

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