クーデター草案疑惑=「従っていたら実行」=陸空軍両司令官が証言=「やったら逮捕」と反論

バチスタ元空軍司令官(X)
バチスタ元空軍司令官(X)

 【既報関連】2022年12月に開かれた、ボルソナロ前大統領が進めようとしていた疑惑がもたれている大統領選の結果を変えうるクーデター草案(ミヌタ)に関する会議についての、アントニオ・フレイレ・ゴメス陸軍司令官とカルロス・バチスタ・ジュニオル空軍司令官(共に当時)による証言内容が明らかになり、前大統領側と両司令官との間の緊迫した関係がうかがえるものとなっている。
 バチスタ氏が2月16日、フレイレ・ゴメス氏が3月1日に連邦警察で事情聴取を受け、この会議について証言を行ったことはこれまでも報じられていたが、今回は、フォーリャ紙(1)(2)(3)(4)とヴェージャ誌(5)がそれぞれに証言内容を入手し、14日から15日にかけて報道を行っている。

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