イタリアで有罪となった強姦容疑に関する裁判がブラジルでも行われることになったサッカー元代表のロビーニョがインタビューで、「人種差別による迫害」だと訴えた。17日付CNNブラジル(1)などが報じている。
ロビーニョはACミラン在籍時の2013年1月、友人5人とナイトクラブでアルバニア人女性を酒に酔わせた末、集団強姦した容疑をかけられ、2010年12月にイタリアの裁判所で9年の実刑判決を受けた。
だが、ブラジルの法律では、外国での裁判で有罪となっても、自国民の身柄の引き渡しを認めていないため、判決前に伯国に帰国したロビーニョへの懲罰は行われていなかった。