記者コラム=音楽を通じた日本とブラジルの交流=互いの違いに敬意を示し

アイコンタクトを取るナハメさん(左)と木川さん(右奥)

 2日にサンパウロ市で行われたブラジル石川県人会の能登半島地震チャリティーコンサート。被災地支援のために集まった10人の音楽家らを取材する中で、ドラムのナハメ・カサビさんと日本人プロパーカショニストの木川保奈美さんの音楽観が強く印象に残った。
 日本で音楽活動をしていたナハメさんと、大のブラジル音楽好きの木川さんは、チャリティーコンサート企画者の本郷園子さんを通じて知り合い、今回初めて共演した。互いの国の音楽や文化へのリスペクトを込めた2人の演奏は、まさに“音楽を通じた日本とブラジルの交流”だった。

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