ルーラ大統領は18日、今年初の閣僚会議を開いた。世論調査で不支持率が支持率に迫るなどの状況の中、ルーラ大統領はボルソナロ前大統領への批判を改めて行い、閣僚たちにも支持率を上げるための注文をつけた。19日付UOLサイト(1)(2)が報じている。
クエスト社の行った最新の世論調査では、ルーラ政権への不支持率が5%ポイント増の34%となり、支持率の35%に肉薄していた。その原因は、ルーラ大統領自身がガザ地区に対するイスラエル政府のあり方をナチス・ドイツと比較した発言を行ったり、ベネズエラの大統領選が独裁者とも称されていたウゴ・チャベス前大統領の誕生日に行われることなどで、公正な実施が疑われる中で大統領選の日程が決まったことを喜ぶ発言を行ったことなども含まれていた。