国税庁によると、2023年は消費者による国際注文が急増し、2・1億件強の注文で64・2億レアルを支出したが、大半は輸入関税を払っていないと14日付G1サイトなど(1)(2)が報じた。2022年は1・765億件の注文で25・7億レアルの支出だったから、23年の急増ぶりは明らかだ。
国際注文急増は23年8月以降、国外のウェブサイトやアプリケーションを含む、いわゆる「マーケットプレイス」を通じた国外からの購入に新規則が導入されたことでより顕著になった。新規則では、Remessa Conformeと呼ばれるコンプライアンス・プログラムに参加している企業(2月現在はシェインやアマゾン、ショッピーら7社)は、規定を順守している場合に限り、50ドル未満の注文に輸入関税が免除される。