【既報関連】2018年3月に起こったマリエレ・フランコ・リオ市議(当時)殺害事件の実行犯ロニー・レッサ容疑者が司法取引での供述で、殺害を命じた人物として、予てから名前が挙がっていたドミンゴス・ブラゾン氏の実兄シキーニョ・ブラゾン下議(ウニオン)の名を挙げていたことが明らかになった。20日付UOLサイト(1)(2)が報じている。
マリエレ氏と同氏の運転手だったアンデルソン・ゴメス氏が殺害された事件は殺害命令犯が判明しないまま、14日で丸6年が経過した。だが同日に管轄が最高裁に移管したことで、ミリシア(民兵)だったレッサ容疑者への殺害依頼者が特別職権(フォロ)のある人物(連邦議員など)であることがわかっていた。19日にはリカルド・レヴァンドウスキー法相が記者会見で、最高裁がレッサ容疑者の司法取引を正式に承認したことも発表した。