ロビーニョがトレメンベー刑務所に到着 社会騒がせた囚人の仲間 に

 【既報関連】20日の裁判で、イタリアで受けた強姦罪による禁固刑を伯国で受けることになったサッカー元伯国代表のロビーニョが21日夜に逮捕され、22日未明に聖州内陸部のトレメンベーの刑務所に到着した。22日付G1サイトなど(1)(2)が報じている。
 ロビーニョは21日19時頃、聖州海岸部サントスの連邦警察によって逮捕された。ロビーニョは同市アパレシーダ区にあるアパートを訪ねた連邦警察官との対話の後、自ら逮捕に応じたという。
 サントスの連邦警察に到着したロビーニョは、記者たちが待ち受けていた入り口を避けて建物の中に入った。また、刑務所収監前の尋問を判事から受けた後、法医学研究所(IML)で身体検査を受け、21日23時頃にトレメンベーの刑務所に移送された。刑務所到着は22日1時頃だった。
 ロビーニョの収監されるトレメンベー第2刑務所は社会を騒がせた事件で有罪となった受刑者や著名人の受刑者が刑を受ける場所として知られている。一例は、幼い娘を殺害して有罪判決を受けたアレッシャンドレ・ナルドニ受刑者や恋人を長時間監禁状態に置いた上、彼女を銃殺して捕まったリンデンベルギ・アルヴァス受刑者で、ペレの息子エジーニョもここで受刑した。
 この刑務所は安全性やプライバシーが保障されている刑務所の一つで、584人が収容できるが、現在は434人しか収容されていない。
 ロビーニョの刑期は9年のため、昼間の外出が許可されるセミ・アベルトにはならない。当面は独房に収監されるが、刑務所の環境に慣れたら、他の収監者達と一緒に終日、刑務所内で過ごすことになる。セミ・アベルトへの移行は2027年の見込みだ。 

 

 

 

 

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