ブラジル・フランス首脳=持続可能成長に大型投資=酋長「穀物鉄道に反対」

先住民族指導者のラオニ氏(中央)の顕彰式典に出席したルーラ大統領と(左)マクロン大統領(右)(Foto: Ricardo Stuckert/ PR)
先住民族指導者のラオニ氏(中央)の顕彰式典に出席したルーラ大統領と(左)マクロン大統領(右)(Foto: Ricardo Stuckert/ PR)

 エマニュエル・マクロン仏大統領のブラジル公式訪問初日の26日、来年COP30(気候サミット)が開催されるパラー州ベレン市でルーラ大統領(労働者党・PT)と会談し、法定アマゾンと仏領ギアナにおける持続可能な経済プロジェクトに10億ユーロ(53億レアル、1638億円相当)を投資するプログラムを発表。両首脳は、炭素市場のより効果的な運用についても意見を一致させた。
 また、両首脳は、国際的に認められた先住民族代表のラオニ・メトゥクティレ酋長に対するレジオンドヌール勲章の顕彰式典に出席。ラオニ氏はスピーチの中で、穀物鉄道(フェログラン)の建設プロジェクトを承認しないよう、明確に要請した。26日付G1サイトなど(1)(2)が報じている。

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