第10回ぶらじる丸同船者会が13日午前11時、サンパウロ市リベルダーデ区の在ブラジル群馬県人文化協会会館で開かれた。同船者7人と家族合わせて13人が参加し、亡くなった同船者とその家族の御霊に1分間の黙とうをささげた。懇親食事会では思い出話に花を咲かせ、来年の再会を約した。
ぶらじる丸は1960年3月13日、約800人の移民を乗せてサントス港に到着。2000年にはブラジルに渡って40周年が祝われた。2020年に第9回同船者会が開かれ、その後コロナ禍によって3年間休止し、今回再開された。今年はブラジルに渡って64周年となる。