マクロン「メルコスル協定は最悪だ」=産業界に冷や水、大変更主張

FIESPで開催されたブラジル・フランス経済フォーラムで演説するマクロン大統領(Foto: Paulo Pinto/Agência Brasil)
FIESPで開催されたブラジル・フランス経済フォーラムで演説するマクロン大統領(Foto: Paulo Pinto/Agência Brasil)

 ブラジル訪問中のエマニュエル・マクロン仏大統領は、メルコスルと欧州連合(EU)の間の自由貿易協定に関し、20年前の合意は時代遅れであり、気候変動と生物多様性の問題を考慮した新しい協定が必要だと述べ、同協定締結を推し進める産業界のビジネスマンやブラジル政府の努力に水を差した。27日付インフォ・マネーなど(1)(2)(3)が報じた。
 この発言は27日午後、サンパウロ州工業連盟(FIESP)本部で開催された「ブラジル・フランス経済フォーラム」での演説中になされた。

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