弁護団「亡命では理屈に合わない」=前大統領ハンガリー大使館宿泊で=「検察起訴しない」との見方も

ハンガリー大使館でのボルソナロ氏(X)
ハンガリー大使館でのボルソナロ氏(X)

 【既報関連】ボルソナロ前大統領の弁護団は27日、最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事に対し、前大統領が2月8日に行われた連邦警察のテンプス・ヴィウリタテス作戦の4日後にハンガリー大使館に身を寄せた経緯について説明を行い、「亡命しようとしていたというのは非論理的」などとする報告を行った。27日付G1サイト(1)などが報じている。
 これは、2月12日にボルソナロ氏がハンガリー大使館に赴き、14日まで宿泊した件についてのものだ。4日前の同月8日に行われたテンプス・ヴィウリタテス作戦ではボルソナロ氏の元側近が逮捕され、ボルソナロ氏自身もパスポートを没収された。同作戦では、「大統領選の結果を覆すクーデター疑惑により、前大統領逮捕か」との懸念も支持者たちの間で広がった。

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