【既報関連】セルジオ・モロ上議(ウニオン)の選挙法違反を問うパラナ州選挙地域裁判所での審理が1日からはじまった。かつてはラヴァ・ジャット作戦担当判事として、国民的英雄視された同上議の罷免がかかった審理の初日は、選挙検察が選挙資金使用超過での任期剥奪を求める中、報告官が「政治的な迫害」を理由に罷免を拒否するところからはじまった。1日付G1サイト(1)(5)やカルタ・カピタル(2)(3)などが報じている。
この審理はボルソナロ前大統領の自由党(PL)と、ルーラ大統領の労働者党(PT)とブラジル共産党(PCdoB)、緑の党の連立グループ「フェー・ブラジル」からの訴えによるもの。ボルソナロ氏とルーラ氏の政党が同様の訴訟を起こしたという異例さでも注目される裁判だ。