2月の中央政府の基礎的財政収支赤字額は584億レアルに達し、それまで最高だった昨年2月の424億レアルを上回った。また、インフレ調整後の実質ベースの比較では、1997年の統計開始以来、2月としては最悪の結果だったと3月26日付ヴァロール紙(1)が報じた。
この数字には、国庫、社会保障、中央銀行(BC)の費用が含まれているが、公共債務に関する支出は含まれていない。その結果、先月までの12カ月間の累積赤字は国内総生産(GDP)の1・66%にあたる2122億レとなった。財政均衡法では今年の基礎的収支赤字額はゼロとの目標を定めているが、企画省と財務省は現在、93億レの赤字を予測している。