サンパウロ州プロミッソン市の安永家宅にて3月30日、安永家渡伯110周年祝賀会が行われた。ブラジルの安永家は1914年、熊本県から移民船帝国丸に乗って、ブラジルへ渡った3人から始まり、現在では故人を含め473人にまで家系を伸ばした。安永家は同地にてブラジル移民の父・上塚周平氏を支え、日本移民の歴史を受け継いできた一族。祝賀会には、親族約300人を始め、プロミッソン市アルトール・マヌエル・ノゲイラ・フランコ市長やブラジル日本文化福祉協会(文協)石川レナト会長ら来賓も出席し、総勢330人以上で晴れの日を祝った。
ブラジルの安永家はブラジルへ渡った1世世代3人から始まり、2世世代が20人、3世世代が111人、4世世代が218人、5世世代が119人、6世世代が2人いるという。