モロ上議罷免裁判=1対1の再延期で緊迫=ルーラ指名判事有罪へ=8日に残る5人が判決

サデ判事(Wilson Pedrosa/Fotos Publicas)
サデ判事(Wilson Pedrosa/Fotos Publicas)

 セルジオ・モロ上議(ウニオン)の選挙法違反をめぐるパラナ州選挙地域裁での裁判は3日に2日目を迎え、2人目の投票者のジョゼ・ロドリゴ・サデ判事が有罪に投票。1対1となったが、3人目のクラウジア・クリスチーナ・クリストファーニ判事が投票延期を求めたため、残りの審理は8日に延期された。3日付フォーリャ紙(1)などが報じている。
 初日の審理では、報告官のルシアノ・カラスコ・ファラヴィーニャ判事が、原告の一人であるルーラ大統領の労働者党(PT)がモロ氏に対して政治的迫害を行っている兆候があることなどを挙げ、選挙検察側が勧めた「任期の剥奪と補欠候補まで含めた8年間の出馬停止」に反対し、無罪票を投じた。

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