在リオ・デ・ジャネイロ日本国総領事館(真鍋尚志総領事)は3月13日、リオ・デ・ジャネイロ州立大学にて、同大日本研究室整備のための草の根文化無償資金協力供与式を行った。供与式にはグルナール・アゼヴェード学長、JICAブラジル事務所川村玲子次長らが出席した。
日本研究室は、同大法学大学院内に設置され、同時通訳なども行う。供与式で挨拶をしたグルナール学長は「日本研究室は、多大な努力の末の成果であり、経済的、文化的、科学的発展を目指す私たちとともにある友好国とのパートナーシップを象徴しています」と語った。
真鍋総領事は「文化コミュニティ事業への支援を通じて、同大学が地域における日本研究の拠点としてますます重要な役割を果たすことを願っています」と話した。
同大学は、2022年3月に国際協力機構(JICA)と協定を締結し、日本研究プログラムであるJICAチェア事業の実施校にもなっている。