懲罰を受けずに政党を変更できる「党の窓」と呼ばれる期間が5日で終了し、連邦議会では委員会活動なども再開したが、サンパウロ市市議会では故ブルーノ・コーヴァス市長の所属政党だった民主社会党(PSDB)の議員が0となるという前代未聞の事態が起きたと8日付G1サイト(1)が報じた。
PSDBはサンパウロ州知事を歴任し、サンパウロ市市長も排出してきた伝統的な政党で、16年のサンパウロ市市議選では55議席中11議席を獲得して最大勢力を誇った。20年選挙でも労働者党(PT)と同数の8議席で、最大派だった。