ブラジルでは3歳未満の幼児の内、230万人が保育園へ通っていない。これらの子供を持つ家庭は入園させたいと考えているが、近くに保育園がないとか空きがないなどの困難に直面している。また、最貧困家庭では保育園に通えない子供の割合が裕福な家庭の4倍も高いと、8日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
非営利団体「みんなのための教育(Todos pela Educação)、以下TPE」が地理統計院(IBGE)のデータに基づいてまとめ、8日に発表した数字は、ブラジルにおける幼児への教育の機会の提供が大きな課題であることを浮き彫りにした。