@diabaopraddo
ほぼ全身にタトゥーを入れ、額に角を埋め込み、耳を切り取り、人差し指と中指を一本に縫い合わせるなど、悪魔をイメージさせる過激な改造を自分の体に施した刺青師ミシェル・プラド氏(49歳)は、肉体改造の件でギネスに昨年登録されたのを受け、今まではあだ名だった「ジアボン(大悪魔)」を登記所で正式氏名にしたと今月2日付G1サイト(1)が報じた。
体の80%以上にタトゥーを入れているこのタトゥーアーティストによると、すでに60件以上の肉体改造が行われており、昨年、彼は頭に最も多くのインプラントを埋め込んだ男として「ギネス」リストに載るという夢を叶えた。
2023年1月2日付G1サイト(2)によれば、サンパウロ州沿岸プライア・グランデ市に住むジアボンのボディ改造は、2022年に整形外科医によって開始され、当時からギネス世界記録達成を目ざしていた。各部変更は自分で慎重に考え、人体解剖学に基づいて決定されるのだという。
ジアボンは、新型コロナウイルスのパンデミックによりマスク着用が義務付けられた直後の4月に、耳を除去する手術を受け、「もし私がマスクをする必要がなくなったら、もう一つの耳を取っても問題ないよね?」とSNSでその改造への満足感を綴っていた。彼によれば、耳を切除しても聴力は損なわれなかったという。
左手を人間ではない外見に変形させるため、まず2021年に薬指を「切除」し、4本指になった。翌年10月、彼は人差し指と中指を「縫い付け」、1本にすることにした。彼は「自分の手をいじくり回したかったんだ。今までになかったことだったから、期待も大きかった。結果はとても気に入ったよ」と明かし、施術を受ける前に『適応期間』を設け、指にテーピングをして日常生活を送ったと付け加えた。
手足の形を変えるために、体内にシリコンインプラントを入れる一連の処置を22年に受けたことを明かしている。
「年末、頭部に10個以上のシリコンインプラントを埋め込んだ。そのうちのいくつかは目の下に配置され、頭蓋骨のような外観にするためだった」と振り返った。
「ミシェルだった自分は、入院中の父親を死ぬまで見捨てた人だった。だから私はそこから大きな痛み、自責の念を学んだ。一方、ジアボンになった私は、近所の小さな女性の面倒を看はじめた。最初こそ彼女は私の姿に恐れをなしたが、やがて私の理解者になった。ジアボンの私は、自分のアイデンティティが完成したと感じている。以前の自分から多くを学び、本当に別人になったんだ」と2日付G1に語った。
彼のパートナーで「女悪魔」として知られるカロル・プラド氏も同様に、ボディ改造に取り組んでおり、彼らは「世界で最も人体改造したカップル」になり、ギネス世界記録にのることを目指しているという。(本人公式インスタグラム=https://www.instagram.com/diabao.praddo_diablo.praddo/reels/)