国営石油会社のペトロブラス(PB)は9日、赤道縁辺鉱区のポティグアル海盆の超深海で石油の集積を発見したと発表した。この発見はブラジル北東部のセアラー州とリオ・グランデ・ド・ノルテ州の境界付近に位置するアニャンガ試掘井で確認され、油層は深度2196メートル、セアラー州フォルタレーザ市から約190キロ、リオ・グランデ・ド・ノルテ州ナタール市から約250キロの地点に位置すると、9日付G1サイト(1)が報じた。
これは2024年に入って二つ目のポティグアル海盆での発見だ。PBは1月、アニャンガ試掘井から約24キロ離れたピトゥ・オエステ試掘井で炭化水素を発見したと発表していた。