モロ=パラナ州選挙地域裁で無罪に=判事投票の結果は5対2=最終的な結論は選挙高裁へ

9日のモロ氏 (Lula Marques/Agencia Brasil)
9日のモロ氏 (Lula Marques/Agencia Brasil)

 パラナ州選挙地域裁判所で1日から行われていたセルジオ・モロ上議(ウニオン)の選挙法違反をめぐる裁判は、8日と9日に残り5判事の投票が行われた結果、判事投票5対2で、モロ氏の選挙法違反は問わず、上議罷免には反対との結果となった。審理は今後、選挙高裁に回されることが予想されており、モロ氏の処遇は最終的にそこで決まることになりそうだ。9日付CNNブラジル(1)やG1サイト(2)が報じている。
 2022年の上議選で、モロ氏が規定を大幅に上回る選挙資金を使用した嫌疑での裁判は、1日と3日の段階で、報告官のルシアノ・カラスコ・ファラヴィーニャ判事が罷免に反対、ジョゼ・ロドリゴ・サデ判事が選挙検察が勧める罷免に賛成し、1対1のまま、8日に延期となっていた。

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