シキーニョ容疑者=下院で拘束延長決定=PLなど強く反対も=罷免審議の準備開始

10日の下院
10日の下院

 10日、下院の憲法司法委員会(CCJ)と本会議で、2018年3月のマリエレ・フランコ元リオ市議殺害事件の殺害命令容疑で逮捕されたシキーニョ・ブラゾン下議(前ウニオン)の拘束継続の是非を問う投票が行われ、賛成が過半数超えで拘禁を続けることが決まった。保守派政党からは強い釈放要請があった中での決定だった。同日付フォーリャ紙(1)(2)などが報じている。
 マリエレ事件は2018年3月に発生して以来、6年間、殺害命令犯が逮捕されなかったこともあり、国内外での批判や関心が高待っていた。だが、そうした事件にも関わらず、下議の間ではシキーニョ下議の処遇に関する意見が割れ、同下議の釈放を求める議員も少なからず存在した。

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