ふるさと巡り2日目の夜、一行はお洒落をしてホテルのフロントに集合した。これから重要イベントである現地日本人会と交流するためだ。参加者たちにとって、現地日本人会を訪問することは、普段出会うことができない同砲と交流し、自分たちの経験や想いを共有する大事な時間になる。バイア州ジュアゼイロ市にあるヴァレー・ド・サンフランシスコ日本ブラジル体育協会(ACENIBRA・石川モニカ会長)の会館に到着すると、会場には会員ら48人が歓迎夕食会のために集まっていてくれた。会場にはこれから振舞われるであろう、すき焼きの良い匂いが満ちていた。
今年設立40周年を迎えた同協会は、約80以上の家族会員を中心に、日本文化に興味を持って会員となった非日系人の個人会員で構成されているという。