ブラジル日本交流協会(神戸保会長)の24年度研修生6人が7日、ブラジルに着任した。同協会は日本人青年にブラジルの企業や団体での研修機会を提供し、日伯両国の交流に資する人材を育成する。研修生らは当地で1年間の研修生活を過ごし、ブラジルへの理解を深める。
24年度研修生は、馬越陽明さん(うまごえようめい、22歳、東京都、研修先=郵船ロジスティクス社)、渋谷慈英さん(じえい、19歳、新潟県、HOSS建設)、高橋里加さん(りか、43歳、京都府、JFC/トレードブラス社)、谷口登志子さん(としこ、21歳、京都府、アルモニア学園)、辻宗矩さん(むねのり、18歳、静岡県、Cheerful Ltda.)、平瀬晴大さん(はる、20歳、東京都、Kazu Food Service)の6人。
8日には、サンパウロ市の和歌山県人会館にて研修前オリエンテーションと歓迎会が行われた。オリエンテーションでは、ブラジル生活や研修上の注意点、同会の活動方針説明などが行われた。午後の歓迎会には50人以上が集まり、研修生の到着を祝った。
神戸会長は「日本から遥々ブラジルに来た6人には、研修生活を通じて、多くの苦労や喜びを体験して、充実した1年を過ごしてほしい」と述べた。
研修生の平瀬さんは、「ポルトガル語も全然できないけれど、頑張ってブラジル社会に溶け込んで充実した一年にしたいです!」と意気込みを語った。