ハダジ財相が米国訪問=G20のコミットメントを強化

フェルナンド・ハダジ財相(Foto: Fabio Rodrigues-Pozzebom/ Agência Brasil)
フェルナンド・ハダジ財相(Foto: Fabio Rodrigues-Pozzebom/ Agência Brasil)

 フェルナンド・ハダジ財相(労働者党・PT)は15〜19日の日程で米国を訪問し、首都ワシントンで開催される国際通貨基金(IMF)と世界銀行の春季会合とG20財務トラックの第2回会合に出席する。この訪米の重要な焦点は、エコロジー(自然環境や生態系)に配慮する経済への移行を目指すブラジルの戦略「エコロジー変革計画」の進捗状況を提示することだ。また、飢餓対策の進展や国際的な税制改革なども踏まえ、G20のコミットメントを強化するねらいがあると、14日付アジェンシア・ブラジルなど(1)(2)が報じた。
 ハダジ財相は訪米初日の15日、「エコロジー変革計画」の推進を図るべく、現地時間午後3時から、ブラジル研究所と財務省国際事務局が主催する持続可能な金融に関するイベントに参加した。同イベントには、マリア・ルイーザ・リベイロ・ヴィオッチ駐米ブラジル大使、エコノミストのマーク・カーニー氏も同席した。

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