【既報関連】デング熱の疑似症患者数のピークが前倒しされた上、その数が昨年のピーク時の約3倍、死者数は既に史上最多だった昨年の年間総数を超えるなど、記録的な流行状態に陥った中でも予防接種実施率が伸びず、ワクチンが使用期限切れとなる可能性が出ている。これに関し、ニジア・トリンダーデ保健相がワクチンを再分配したが、否定主義がなければ接種はより順当に行われていたはずだと語ったと16日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
保健省は州や市と協議し、10~14歳児への予防接種用ワクチンを520市に分配したが、接種実施率が期待通り伸びず、4月末で使用期限が切れるワクチンを要請が出ていたが最初の分配予定に入らなかった154市に再分配した。