北東伯に着いて3日目。ふるさと巡り一行はペルナンブッコ州ペトロリーナの佐々木ぶどう農園を訪れた。初日、2日目に訪れた施設でも同地名産のぶどうが振舞われ、美味しく頂いたが、佐々木ぶどう農園のアメリカ品種「コットンキャンディ」の美味しさには驚いた。砂糖が入っていると思うほど甘く、食べる手が止まらない。食べ飽きるどころか虜になった。今でもあの味は忘れられない。
佐々木ぶどう農園の佐々木パウロさん(3世、67歳)は、26歳の時にコチア青年の開拓事業「クラサプロジェクト」に参加し、サンパウロ州リンス市から同地に移った。現在は各100へクタールの畑3つで、ぶどう栽培を行っている。