米下院委員会=STF守秘判決を暴露=ブラジルに検閲疑惑と糾弾=X処分巡りマスク擁護

ジム・ジョーダン下議(X)
ジム・ジョーダン下議(X)

 米下院司法委員会は17日、イーロン・マスクのソーシャル・ネットワーク「X」に関わるブラジル最高裁判所(STF)と同選挙高等裁判所(TSE)による守秘事項を含む司法命令の内容を報告書として暴露してブラジルにおける検閲の疑惑を糾弾することで、間接的に同じ左派のバイデン政権を批判して物議を醸している。「言論の自由」議論に関する伯米の温度差が顕在化している。同日付フォーリャ紙やカルタ・カピタルなど(1)(2)が報じている。
 裁判の内容は、17日に米国下院法務委員会に提出された報告書で明らかにされた。同報告書は、「外国における表現の自由への攻撃、並びにそれに対するバイデン政権の沈黙」と題されていた。

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