ルーラが議会工作に乗り出す=爆弾議案の封印に議員割当金

ルーラ大統領が議会での危機を抑えるために議員割当金を解放と報じる18日付CNNブラジル・サイトの記事の一部
ルーラ大統領が議会での危機を抑えるために議員割当金を解放と報じる18日付CNNブラジル・サイトの記事の一部

 議会での敗北が続いた17日、連邦政府が「爆弾議案」抑制のため、大統領に近い立場の上議や下議中心に24億レアル(約720億円)の議員割当金の提供を決めた。18日付オ・アンタゴニスタ(1)が報じた。 
 議員割当金の開放は、行政府が承認していなかった案件が前進したことを受けて発表された。具体的には、下院が国立再生可能天然資源環境院(Ibama)の環境管理・検査手数料(TCFA)徴収に制限を加える法案を承認。上院も、司法関係者の昇給を認める憲法改正案を承認した。

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