ルーラ大統領(労働者党・PT)は23日、全国統一公務員採用試験(CPNU)に関するセキュリティ強化のためのガイドラインを発表した。不正防止の意味で、受験者が試験問題冊子を持ち出したり、受験票にメモすることを禁ずるなど、様々な措置が設けられた。また、生体認証のため、試験中に指紋の収集や筆跡鑑定も行われる。同日付テラ・サイトなど(1)(2)が報じた。
同試験は、国家高等教育試験(Enem)の公務員採用試験版「エネン・ドス・コンクルソス」として知られ、5月5日に全国228都市で実施される。6649人の採用枠を巡り、214万人が受験を申し込んだ。