ブラジル農牧調査研究公社(Embrapa)が地質工学や衛星画像の支援を受けて行った研究により、ロンドニア州のマッタス・デ・ロンドニアと呼ばれる地域15市中7市でのカフェ(コーヒー)栽培は森林伐採を伴わないものであることが判明したと23日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
衛星画像などを利用した研究は2020~23年に行われたもので、同地域での森林伐採面積はカフェの栽培地の1%にも及ばなかったという。換言すれば、同地域の自治体の半数以上は森林伐採を行っておらず、220万ヘクタールの原生林が保たれていたことになる。