連邦政府の財務統合管理システム(Siafi)がハッキングされ、政府の資金1400万レアル(約4億2200万円)が、4州17の口座に横流しされる被害が生じた。この資金は、公共サービス管理革新省(MGI)と選挙高裁(TSE)から流用された。連邦警察はこの事件を機密情報として捜査中だと24日付テラ・サイトなど(1)(2)が報じた。
Siafiは、政府の予算、財務、資産の執行を記録、監視、管理するための主要な手段で、連邦政府の財政予算や社会保障予算に含まれる連邦直轄行政機関、地方自治体、財団、連邦公営企業、混合資本企業の予算や財務、資産の動きや会計執行を記録するために使われる。