【既報関連】最高裁のカルロス・ザニン判事が出した、企業や小規模な市に対する連邦政府の税軽減措置「デゾネラソン」を2027年まで延長する法令を差し止める司法判断に対し、上院が判断の取り消しを求めた。26日に最高裁で全体審理が行われた。審理では4人の判事がザニン判事に賛成した後、ルイス・フクス判事が票の見直し(投票延期)を求め、中断した。26日付UOLサイト(1)などが報じている。
ザニン判事は25日に、デゾネラソンを2027年まで延長する法令を差し止めた。それは、「連邦議会側がデゾネラソンを継続することで起こり得る経済的影響について提示されないまま一方的に承認された」との連邦総弁護庁(AGU)からの訴えを聞き入れたことで行われた判断だった。