新型コロナウイルスのパンデミック前に比べ、外国で働きたいと考えるブラジル人が減少している。これは米国に本拠を置くボストン・コンサルティング・グループ(BCG)による調査「グローバル人材動向調査2024(Decoding Global Talent)」が示しており、国外で働くことを希望する割合は16%という結果になった。この数字は2018年には33%、コロナ禍直前の2020年には70%にまで増加していたが、現在は大幅に減っていると28日付ヴァロール紙(1)が報じた。
同調査は2023年にブラジルの5539人の専門家を対象に聞き取りを行ったもので、その大部分が20〜45歳、53%が女性だった。