老人福祉施設スザノ・イペランジアホーム創設のために土地を寄贈した故・内谷(うちや)忠雄さんの三男、内谷武(たけし)さん(2世)が26日、前立腺ガンのためスザノ市内の病院で亡くなった。行年82歳。
武さんは2カ月ほど前から同ホームに入居していたが、体調を崩し、最近になってスザノ市内の病院に入院にしていた。
葬儀は27日午後3時半からスザノ市内のサンセバスチョン墓地で執り行われた。
イペランジアホームは1983年に創立され、昨年40周年の節目を迎えた。一昨年の2022年4月にはJICA(国際協力機構)助成による設備増改築工事を終了し、お披露目式を実施。武さんは「(ホームが)綺麗になって、親も天国で喜んでくれていると思う」と話していた。