ブラジルでは会社更生手続中の企業数が増加の一途をたどっており、2024年第1四半期は、2023年第4四半期比で3・9%増の4203社に達した。特に、中西部地域における、サトウキビ栽培や乳製品製造に関係する農業関連企業での増加が顕著となっていると、4月30日付ヴァロール紙(1)が報じた。
このデータはサンパウロ市のコンサルタント会社、RGF&アソシアードスが実施したモニター調査に基づいており、230万社に及ぶ中小・大企業の内、1・87社/1千社が会社再建のための司法手続き中だという。この割合はRGF社が調査を開始した2023年第2四半期以降で最高だ。