ブラジリアで日本文化祭5日=多彩なワークショップで楽しく

今年の日本文化祭の展示の様子

 ブラジリア日本語普及会(矢田正江理事長)は5日(日)午前10時から午後4時まで、ブラジリアの同モデル校(SGAN 611 Módulo A BL. C Brasília-DF)で「日本文化祭」を開催する。入場無料。30年ほど続く首都の伝統行事で、例年約1千人が訪れるという。
 傘下の7日本語学校の教師や学習者が参加し、同校内10教室を全て使った生け花や学習者の作品展示に加え、学習者が日ごろ勉強した成果を来場者に伝える各種ワークショップなどが行われる。
 プログラムは生け花、折り紙、文部科学省留学説明会、書道、クイックマッサージ、居酒屋、お箸チャレンジ、太鼓・三味線演奏、墨絵、漫画、俳句、日本語、絵手紙など多彩な内容。お箸チャレンジは30秒でいくつ大豆を自分の皿にとれるかを競う競技で、日本食を普段食べている人ほど成績が良い傾向があるという。

今年の日本文化祭の展示の様子

 寿司や饅頭、餃子などの日本食、プレゼント用品、漫画や雑誌の販売もある。敷地内の学生寮では焼きそば昼食(30レアル)も販売される予定。
 矢田理事長は「たまたま今年は日本の子どもの日に重なりました。お子様を連れて、家族でいらしてください」と呼びかけている。問い合わせは同校(電話61・3711・0721、Eメールaeljbdf@gmail.com)まで。

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