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サンパウロ市議会が州水道公社民営化を承認=ヌーネス市長も即時裁可=市民の強い反対振り切り

市議会で反対運動をする人たち(Paulo Pinto/Agencia Brasil)
市議会で反対運動をする人たち(Paulo Pinto/Agencia

 サンパウロ市市議会は2日、サンパウロ州水道公社(Sabesp)の民営化についての投票を行い、賛成多数で承認した。今回は2回目の承認で、1時間後にはリカルド・ヌーネス市長(民主運動・MDB)が裁可。号外版の官報にも掲載された。同日付UOLサイト()が報じている。
 Sabespの民営化は、4月17日に1回目の投票が行われ、36対18で承認されたが、その後にサンパウロ州地裁が「4月29日までに行われる、民営化の与える影響を具体的に説明する全7回の公聴会終了まで、投票を差し止める」という司法判断を出すなど、混乱していた。

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