日本政府は9月15日の「老人の日」の記念事業として、百歳以上の長寿者に対する表彰事業を行っている。在サンパウロ総領事館では、同表彰事業のため、サンパウロ州、マット・グロッソ州、マット・グロッソ・ド・スール州、三角ミナス地域に住む百歳以上の日本国籍保持者、過去に表彰されていない長寿者の情報を求めている。情報提供は10日(金)まで受け付けている。
今年度の長寿表彰の対象は、1924年(大正13年)4月1日から1925年(大正14年)3月31日までに出生した人。自己志望によって外国に帰化した人は、国籍法第11条第1項により、日本国籍が喪失しているため、対象とはならない。在聖総領事館管轄地域外の対象者は、最寄りの在外公館に連絡すること。
情報提供方法は同領事館に電話(11・3254・0100)し、対象者の氏名、生年月日、本籍などを伝える。表彰を受ける場合は、書類申請が必要なため、申請に必要な各種案内が行われる。
同事業で集まった情報は、長寿者数などとして記者発表される。表彰では、長寿を祝い、多年にわたって社会の発展に寄与してきたことに対する感謝として、内閣総理大臣からお祝い状及び記念品が贈呈される。