【既報関連】ブラジル一の米生産州であるリオ・グランデ・ド・スル州が同州史上最悪の水害に襲われたことで、米の供給不足が起こると懸念する声が出ていることに対し、リオ・グランデ・ド・スル州農牧業連盟(Farsul)のジェデアン・ペレイラ会長が、「収穫済みの米で国内供給は保証できる」との見解を表明したと9日付G1サイト(1)が報じた。
国内の米の生産量の70%を占めている同州産の米の供給不安は、連邦政府や市場を揺るがし、政府による米の輸入許可や工業界による輸入計画、スーパー店頭での「おひとり様何袋まで」「米が不足することはありません」などという張り紙出現という事態を招いた。