最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事のボルソナロ前大統領に対する態度が軟化したのではないかとの見方が流れ出している。13日付フォーリャ紙(1)が報じている。
モラエス判事は最高裁で、「ネット犯罪者捜査」や「1月8日襲撃事件捜査」を担当。22年大統領選の前(同年8月)からは選挙高裁長官も務め、来月6月にカルメン・ルシア最高裁判事に交代する。
同判事はこの間、ボルソナロ派の襲撃者に厳しい判決を下し、極右派のジャーナリストのアカウント凍結や逮捕を命じるなど、ボルソナロ前大統領やその支持者たちには厳しい姿勢を見せていた。