19日付アジェンシア・ブラジルなど(1)(2)によると、ルーラ大統領は同日、機密情報告発プラットフォーム「ウィキリークス」創設者で、米国からスパイ容疑で告発されているジャーナリスト、ジュリアン・アサンジ被告(52歳)の釈放を再要請した。アサンジ被告は英国で収監中だが、米国への身柄引き渡しを巡って20日に英高等法院で審理が行われ、米国法廷での言論の自由に関する保証が不十分であるとして新たな上訴権を認める判決が下された。(3)
ルーラ氏は自身のXを通じて、「権力者の秘密を暴き、ピューリッツァー賞を受賞するはずだったジャーナリスト、ジュリアン・アサンジは、その代わりに英国で5年間投獄され、表現の自由のための戦いの一環として、彼の自由を守るべき報道機関全体から沈黙を強いられた。アサンジへの迫害が終わり、彼にふさわしい自由が一刻も早く与えられることを願っている」と述べた。